既刊(1-9巻)

江戸から東京へ(九)

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矢田挿雲(やだそううん)の東京歴史散歩第九巻。掉尾をかざる本巻は関東大震災で中断を余儀なくされた「江戸から東京へ」を補完する4編からなる。「江戸の成るまで」は全体の巻頭におくにふさわしい内容。「三日コロリ雑記」は新型コロナ蔓延の今年(2020年)に復刊するのが不思議な縁ともいえる昔日のコロナ騒動記である。つづく「江戸から東京への地震ごよみ」も現代への多くの教訓に富んでいる。最後は「灰燼に帰した江戸名所」で、表題どおりに震災で消滅した場所を、数多くの写真とともに克明に物語る。本巻の表紙は北斎画「絵本隅田川両岸一覧」の「高輪の明烏」である。
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あらすじ

矢田挿雲(やだそううん)の東京歴史散歩第九巻。掉尾をかざる本巻は関東大震災で中断を余儀なくされた「江戸から東京へ」を補完する4編からなる。「江戸の成るまで」は全体の巻頭におくにふさわしい内容。「三日コロリ雑記」は新型コロナ蔓延の今年(2020年)に復刊するのが不思議な縁ともいえる昔日のコロナ騒動記である。つづく「江戸から東京への地震ごよみ」も現代への多くの教訓に富んでいる。最後は「灰燼に帰した江戸名所」で、表題どおりに震災で消滅した場所を、数多くの写真とともに克明に物語る。本巻の表紙は北斎画「絵本隅田川両岸一覧」の「高輪の明烏」である。

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