ビジネスシーンにおいてGoogle検索が当たり前になった現代、わからないことはスマホで即時に検索するようになった。またマクロミルが提供する「Questant」やジャストシステムの「ファストアスク」のように、安価に短納期でリサーチできるようなセルフ型ネットリサーチ(DIYサーチ)も普及している。そのため、現代のマーケターには高度な分析手法やスキルよりも、調査以前の仮説設定やアウトプットの方法を知ることと、調査企画の立て方を学ぶことが求められている。また、調査会社の側としては、リサーチ部門でなくとも調査の基礎的な知識を語れることが求められるようになってきている。そこで、本書はリサーチ会社の社員と事業会社のマーケティング部門の社員がおさえておかなければならない定量調査の知識を解説。調査をスムーズに進行し、かつ満足のいく成果をあげるために気をつけるポイントを把握できる一冊である。【目次】はじめに 第Ⅰ部 基本編第1章 マーケティングリサーチの基本第2章 マーケティングプロセスと仮説検証第3章 マーケティングに活かす定量データ分析手法 第Ⅱ部 実践編第4章 リサーチ設計をしてみよう第5章 調査票を作成しよう第6章 調査の進め方第7章 リサーチャーのジレンマ第8章 集計分析とグラフ作成第9章 調査レポートの作成第10章 最新のマーケティングリサーチ手法 第Ⅲ部 Case編Case1 「パソコン」プロモーション施策の探索調査Case2 新商品コンセプト需要テストCase3 「会社へのロイヤルティ要素」探索調査索 引