あらすじグローバリズムに翳りがみえてきた資本主義末期に国民国家はどこへ向かうのか?これからの時代に宗教が担う役割は? ことばの持つ力をどう子どもたちに伝えるか?戦中派世代の経験から学ぶべき批評精神とは? 憲法をめぐる議論から浮かび上がる政権劣化の諸相……日本をとりまく喫緊の課題について、情理を尽くして語った著者渾身の講演集。沈みゆくこの国に残された希望の在り処とは?