あらすじカーミヤカの森でのパーンドゥ5人兄弟の苦闘をたどる一巻。三男アルジュナはヒマラヤに出向き、闘いのすえにシヴァ神から全世界を滅亡させる武器を授かる。また、インドラ神からは魔物たちを滅ぼすための武器の使い方を習得する。森で苦しみ嘆くユディシュティラに、聖仙ブリハド・アシュヴァはナラ王の物語を語って聞かせる。さらに聖仙マールカンデーヤは、『ラーマーヤナ』(ラーマ王子が、愛妻シーター姫を取り返すため悪鬼の島ランカーに攻め入る話)と『サーヴィトリー物語』(貞節なサーヴィトリーがヤマから夫を取り戻す話)を物語る。12年の亡命生活を終えたパーンドゥ兄弟は、ヴィラータ王の宮殿に素性を隠して住むことになる。