あらすじ共同体(コミュニティ)が生き残るための最重要課題をすべての日本人は無意識に行っている。その日本の道徳に世界は感心してい。日本人ほど「道徳」とも思わず道徳を、「信仰」とも思わず信仰をしている国民は世界でも珍しい。世界が驚嘆する日本の道徳が、いつ頃、どのようにして生まれたのか、どのような意味を持つのかを、歴史を遡り、宗教観や西洋思想と比較しながら考察する。