あらすじチェスタートンが晩年に書いたブラウン神父もの最後の短篇集。含蓄のあるユーモアたっぷりな書き出しでちょっと滑稽な人物紹介をやってゆきながら、いつか深い瞑想の世界へ読者を引きこんでゆく。本編には「共産主義者の犯罪」「ピンの先」「解けない問題」「村の吸血鬼」の4編と「解説」を収めてある。