あらすじ作者の岡本綺堂は半七老人のことを「江戸時代における隠れたシャーロック・ホームズであった」と書いた。「半七捕物帳」は日本の探偵小説、時代推理小説の正真正銘のルーツである。本巻には「かむろ蛇」「河豚太鼓(ふぐだいこ)」「幽霊の観世物」「菊人形の昔」「蟹(かに)のお角(かく)」の5編収録