夜の東京を散歩すればどこへでも行ける。夜の東京を散歩すればなんにでも会える。800万の光と800万の陰が不思議な景色をつくる東京を夜、歩こう。――<本書冒頭より>
「闇からの凝視、それは本当の世界と向き合うための数少ない方法の1つだ。本書は未知の東京と出会うためのコンパスである。」――写真家・冒険家 石川直樹(2008年 開高健ノンフィクション賞、講談社出版文化賞受賞)
●都会の夜は、
奇々怪々な闇だらけ
モノトーンの世界に迷い込み、
伝説に浸るーー
1 夜は異界を歩く時間
2 夜はタイムスリップの時間
3 夜は宇宙を歩く時間
4 夜はワープする時間
5 昼も夜を歩く時間
6 夜は過去を見る時間