セブン-イレブンで3カ月バイトをすれば、必ず経営学が語れるようになる!
その秘密を探るために、セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文代表取締役会長兼CEOの頭の中を徹底解明。
(セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO 鈴木敏文氏の言葉より)
「人間は善意の生きものですから、責任ある仕事を任せられると自然に仕事にやりがいを感じ、自分を啓発する力を誰もが秘めています。
それを引き出せるきっかけがその場にあるか。
セブン-イレブンの場合、仕事を任され、成果を出していく経験が自己啓発力を促すのでしょう。
“作業”と“仕事”ではどこに違いがあるのか。
作業はあらかじめ正しい答えがわかって行なうのに対し、仕事は自分で答えを出していかなければなりません。
困難であっても成果に結びつけば、やりがいになり、面白みがどんどん増して、もっといい答えを出そうとする。
作業はいつまで経っても時間の切り売りのままで、そこから先へは進みません。
今の自分が単に作業をしているだけなら一歩踏み出して、任される仕事を自ら担っていく。
不況下の今こそ、自己啓発力が大切です」