【内容紹介】
監査という仕事は、楽しく、魅力があります。
本書はまず、これを、会計士や会計士の卵の方たちに訴求します。
そして、いい監査法人に勤めれば、監査を通じて、企業の成長や発展に貢献することができます。
例えばIPO監査であれば、上場企業としての仕組みや制度が整っていない企業にアドバイスを通じて、ゼロから支援することができます。
その過程で育まれたクライアントとの信頼関係から上場後の監査も任せていただけたりもするでしょう。
そして、会計士としてさまざまな経験を積み、知見を身に付けることができれば、経営者から直接、各種の相談を受け、その期待に応えることもできるようにもなります。
ただ、中小企業に対する監査業務や中小監査法人の楽しさ、やりがいは、現在見えにくくなっています。
だからこそ、本書は、監査業界で働く人たちに監査の楽しさ・魅力を再発見してもらうように声をかけていきます。
そして、監査業界全体を再び活性化させ、20年後の監査業界を変えようとしていきます。
【著者紹介】
[著]伊藤 肇(いとう・はじめ)
東京都出身。中央大学商学部卒業。数多くのIT企業、メーカー、商社、飲食業、ヘルスケア、人材サービス、不動産、建設、金融業の上場企業の監査に従事する傍ら、あずさ監査法人では企業公開本部に所属し幅広くベンチャー企業のIPO監査を担当する。その他にもM&Aの財務デューデリジェンスやIFRS、J-SOX等に関する財務アドバイザリーなどにも多数従事。
1990年3月中央大学商学部卒業、1991年10月中央監査法人入所、2006年8月あずさ監査法人入所、2014年9月公認会計士伊藤肇事務所設立、2017年3月史彩監査法人設立代表社員理事長に就任、あずさ監査法人では企業公開本部に所属し、「株式上場の実務ガイド」の執筆にも従事。これまでに50社以上の株式上場監査業務に携わる。
【目次抜粋】
Chapter1 間違いだらけの“就職先”選び?
Chapter2 「公認会計士」資格を、どう活かすか
Chapter3 だから成長する「史彩」の教育
Chapter4 業界を変える「史彩監査法人」ビジョン
Chapter5 これが先輩社員たちの声。「監査は楽しい!」