【内容紹介】
2030年、私たちを取り巻く環境は、一体どうなっているのか。
そこに向けて、今から起こすべきアクションとは・・・・・・?
少子高齢化が加速し、人材不足が深刻化、さらに大きな問題となる。労働力を確保できない企業は、事業を継続することができない。世界から後れをとる技術力ではイノベーションを起こすこともできず、取り残された国、ニッポン。
そんな未来が、すぐそこに迫っているとしたら、あなたならどうしますか?
次世代を担うリーダーとなる人ほど、日本ビジネス界の現状を冷静に見つめ、このままではいけないと危機感を持っているでしょう。
本書では、さまざまなデータをもとに、私たちが考えるべき足元の課題を分析し、わかりやすく解説していきます。キーワードは6つ。
(1) 学び(Learning)
(2) ウェルビーイング(Well-being)
(3) 多様性(Diversity)
(4) チームワーク(Teamwork)
(5) テクノロジー(Technology)
(6) サステナビリティ(Sustainability)
もちろん現代においても、この6つがビジネスで不可欠な要素であることは間違いありません。ただ、2030年という近い未来において、これらの重要性がより増していくことを肌で感じているビジネスパーソンは、少なくないはずです。
私たちの「はたらく まなぶ くらす」は、激動する時代のうねりに対応していけるのか、そのために何かすべきなのではないか。そうした疑問や不安を抱えながら、予測不能な未来を自らの力で切り拓いていく皆さんの視野を拡げ、そのヒントとなる。「新事業に挑戦したい」「働き方を変えたい」「自分を磨きたい」――そんな向上心を下支えすることこそ、本書の役割なのです。
コクヨの企業理念「be Unique.」のエッセンスを、ふんだんに散りばめた1冊。
小説形式で、具体的に未来をイメージできる第1章。第3章の、前述した6つのキーワードに関連する分野で活躍している見識者との対談からは、これからの時代を明るく照らす、新たな発想のタネを得られるでしょう。
そうした内容が皆さんの創造性を刺激して、引き出しが1つでも増え、世の中に存在する個性を輝かせることができたなら、何度も話し合いを重ね、まだ見ぬ未来の構想を練った甲斐があるというものです。
これからの日本を支えていく人材となるために、常識を跳び越えた未来への一歩を、私たちとともに踏み出しましょう。
【著者紹介】
[著]コクヨ株式会社 MANA-Biz編集部
個の成長と組織力向上の原動力となる“学び”を発信するWebサイト。
有識者・専門家による先進的でアカデミックな視点、企業事例や現場から見えてくる具体的な施策、ビジネスパーソン必須のビジネス基礎・専門スキルなど、さまざまな角度から“学び”にアプローチし、より豊かな創造力育成の糧となることを目指します。
【目次抜粋】
第1章 次世代リーダー必見、2030年ストーリー
第2章 データで紐解く、日本の「働き方」現在地
第3章 多様な未来を描く“見識者”の発想
第4章 図解でわかる! ワーク&スタイルアイデア図鑑