【内容紹介】
50歳は、まだ人生の途上なのだ──。
サラリーマンは必ず終わる。肩書は無意味になる。
だからこそ、どう生きるか。
「45歳定年制なんて聞いてない」
「役職定年こんなはずじゃなかった」
「定年延長やめときゃよかった」
必死に走り続け、気がつけば「働かないおじさん」扱い。
五十にして天命を知るどころか、迷い、戸惑い、恐れている・・・・・・。
「サラリーマン“無理ゲー”社会」をこれからどう生きる。
気鋭の健康社会学者にして、Web連載コラムがビジネスマンに大人気の著者が、最新研究の知見、直接インタビューをした約900人のビジネスマン、みずからの実体験を通して語る、まったく新しい“幸福を手にする”ための生存戦略。
【著者紹介】
[著]河合 薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。2004年東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、2007年博士課程修了。産業ストレスやキャリア発達、健康生成論の視点から調査・研究を進め、働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は約900人。
著書には『コロナショックと昭和おじさん社会』『他人の足を引っぱる男たち』『他人をバカにしたがる男たち』(以上、日経プレミアシリーズ)、『定年後からの孤独入門』(SB新書)などがある。
【目次抜粋】
序章 50歳、このまま終わりたくない・・・・・・
第1章 「働かないおじさん」とパラダイム・シフト
第2章 「ゆるいつながり」のススメ
第3章 幸せへの6つの力
第4章 幸せへの第1の思考:自己受容 self-acceptance
第5章 幸せへの第2の思考:人格的成長 personal growth
第6章 幸せへの第3の思考:自律性 autonomy
第7章 幸せへの第4の思考:人生の目的 purpose in life
第8章 幸せへの第5の思考:環境制御力 environmental mastery
第9章 幸せへの第6の思考:積極的な他者関係 positive relationship with others
第10章 「HOPE」を探せ
終章 私たちの「幸せ」って何?