【内容紹介】
閉塞社会を打ち破り、経営と人生を成功へと導く、新・成功方程式が見えてくる!
本書のテーマである、「変態」。
これは、「実現不可能」「ナンセンス」とされることに、これまでになかった方法で取り組み、やってのける、自由で、常識外れな、“変革者”のことである。
そして、「変態」といわれる経営者の代表こそが、和歌山県にある湯浅醤油の代表取締役である新古敏朗(しんこ・としお)氏。
彼は、地方中堅企業の経営者ながら、衰退著しい醤油業界において次々とイノベーションを成し遂げ、醤油の既成概念を覆す数々のヒット商品を開発。
そして、ヨーロッパのミシュラン星付きレストランのシェフたちから、「世界一の醤油職人」と呼ばれている。
彼は、語る。
「その原動力が“変態性”にあったことに疑う余地はありません」
まさに、“変態界の第一人者”である。
本書は、そんな新古氏の発想を分析し、行動をかみ砕いていくことで、成功への道を大胆に切り拓くための、「20則」を紹介する。
新古氏の、破天荒な価値観と思考法、そして行動と生き様は、時代が大きく変わった今、あらゆる経営者やビジネスパーソンに、苦難を切り拓き、新しいフィールドに臨む智慧と勇気を提供してくれる。
【著者紹介】
[著]嶋田淑之(しまだ・ひでゆき)
1956年福岡県生まれ。東京大学文学部卒。大手エレクトロニクスメーカー、経営コンサルティング会社勤務を経て、1991年に「わが子を中学受験で破滅させない法」(主婦の友社刊)で文筆家デビュー。以降、各種単行本の商業出版に加え、新聞(全国紙)、雑誌、ウェブ媒体で多数の長期連載を担当。経営者・研究者・アーチスト・伝統職人など各分野のイノベーター取材を得意とする。現在、文筆家、産業能率大学/自由が丘産能短大・兼任教員。
【目次抜粋】
序章 「“変態”の20則」~非連続な環境変化を生き抜くルール
第1章 “変態”性を自覚し、覚悟を決める
第2章 “変態”としての基盤を!
第3章 “変態”の哲学を実践する
第4章 “変態”同士が引き寄せ合い化学反応
第5章 “変態”の「聖地」創造
第6章 “変態”の哲学を世界に!
第7章 “変態”は業種を超えて・・・・・・