「きみのような肉付きのいい尻が好きだ。
ぴしゃりと叩ける立派な尻が」
私のいとこは、おしとやかで優しくて美人。
いつも挑発的なドレスを着ている私とは全然タイプが違う。でも私たちは仲良しだった。
彼女は郊外に邸宅を構える若き大富豪と結婚したのだけど、この夫が少々問題で、
訪ねてきた私を、ぶしつけなまでにあからさまな目で見つめてきたり、
めざとく私をキッチンまで追ってきて、コーナーに追いつめて身体に触れ、
私としたいというとんでもないプレイについて卑猥に囁いてきたりする。
「おまえとディープでハードなア〇ルがしたいんだ。妻は物足りない」
これには私もカチンときた。いとこの悪口を言って、私と不貞を働きたいだなんて。
そのとき私は、いつかいとこが恥ずかしげに打ち明けた、夫に言えない願望を思い出した。
ふーん……。ここは私がひと肌脱いで、2人の願望を同時に叶えてあげようかしら。