彼は私を見ながら、大きくて硬くて長いモノをつかみ…。
ある夏の午後、ジーナはタンクトップ1枚で庭の草を抜いていた。
「奥さん」突然声をかけられ振り返った彼女は、声の主を見て息をのんだ。
「すみません。驚かせて」美しい青年が、決まり悪そうに微笑んでいた。
彼の名はリック。隣に越してきた夫婦の息子で大学3年、夏休みで帰省中なのだという。
他愛ない自己紹介を聞きながら、ジーナの身体は予想外の反応をしていた。
汗ばんでいるだけではない湿り気を、脚の間にも感じる。そこから甘い疼きが広がる。
すらりとした長身、引き締まった筋肉、外で過ごすことの多い若者らしい体つき。
よく焼けた肌はどこまでもなめらかだ。きっと触ったらうっとりするほど……。
その夜、寝室に入ろうとしたジーナは足を止めた。向かい合った隣家の窓に彼が見える。
リックはまっすぐにジーナを見ていた。美しく固く、そそり立ったものを握り締めて。