うしろの穴に押し込まれるなんて…
どんな感じだろう?
わたしは旦那様を心からお慕いしていた。このシャトーの当主である旦那様は、
美しい奥様をたいそう愛していらして、町に愛人を囲うこともしないと評判だ。
わたしは毎朝、決められた時間におふたりの寝室へ朝食をお届けする。
旦那様はつい今しがたまで奥様と愛を交わしていたかのように、
上半身裸で「おはよう」なんて言ったりして、わたしはたまらない気持ちになる。
おふたりが部屋を出ると、わたしは愛の名残が残るシーツの上で自慰をする。
叶わない恋。でも想像の中では、旦那様はメイドのわたしを思うままに弄ぶのだ。
ある日、ご夫妻の肖像画を描く画家が招かれ、旦那様はわたしに意外なお願いをする。
画家が指示した、旦那様と裸で絡み合うポーズを取るのを奥様が拒まれた。
体型の似ているわたしに、代役になってくれないかと言うのだ。