むきだしの尻を平手打ちされ、
令嬢は奇妙な興奮をおぼえた――。
ジェンは男の膝の上にうつぶせにされ、露わになった尻を撫でられていた。
彼は従姉妹の婚約者で、壁を隔てたホールでは婚約パーティの真っ最中だ。
「ワインをこぼしたあのメイドの代わりに、きみが罰を受けると言うんだな?」
頭上から発せられる低い声と屈辱的な姿勢に、どうしようもなく感じてしまう。
彼の手はお尻を撫でまわしながら濡れた奥に指先を浸し、あそこに届きそうで届かない。
お仕置きが始まった。白く丸くつるりとした尻に、平手が何度も打ち下ろされる。
痛い、痛いわ……! ジェンの目尻に涙がにじみ、脚の間が燃えるように熱い。
と、いつのまにか平手は止み、彼はズボンの前を開けてそれを取りだした。
「口で」ひと言、威圧的な口調で命令される。従姉妹の婚約者のものを……?
お仕置きのあとの、甘い甘いご褒美。ジェンは迷わず舌を絡め、吸い始めた。