「俺の復讐に手を貸してくれ!」
陰陽師を養成する学び舎の設立のため帝都へ視察に向かった晴雪だが、金色の夜叉の噂を耳にする。
彼が、すぐに夜叉の目撃情報があった場所に足を運ぶと……そこで見つけたのは、夜叉と呼ぶにはあまりにもあどけない少年の姿をした鬼の菊丸だった!?
鬼と陰陽師がお互いの目的のために協力し帝都の闇を薙ぎ払う大正浪漫ファンタジー開幕!
序章 帝都への旅立ち
第一章 夜叉との邂逅
第二章 思惑の交錯
第三章 伝説の道標
第四章 道摩の血脈
終章 鬼と陰陽師のゆくえ
■著者
三萩せんや
1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書に『後宮妖幻想奇譚』1~2巻(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』1~2巻(SBクリエイティブ)、『陰陽師学園』1~2巻(マイナビ出版)などがある。
■イラストレーター
京一