あらすじ聖騎士ナムとミカルドは、団将ラドウ・クランドの命を受け、中原経由で北方へと向かった。東方を揺るがす動乱の黒幕を探り、その根を断つためである。ふたりは刺客と戦いつつ《神人》のマハと合流し、さらにハオなる人物を仲間に加えるべく、ゴナの砂漠を渡った。だがふたりは、ハオの搭乗するのが《白き操兵》であり、与えられた使命がこの世界の存亡に根幹から関わるものであることを、この時点ではまだ気づいていなかった。