この10年間ほど、海外、特にフランス語圏の人気ショコラティエの日本進出が相次ぎ、高級ショコラブームが続いています。普段は会う機会のない関係者が、年に1度、ヴァレンタインの時期に日本で親交を温めるというほど、日本は世界的な市場なのです。そんな日本にいるというのは、幸運なこと。「ピエール・マルコリーニ」「クリスチャン・コンスタン」「ミッシェル・ショーダン」「ゴディバ」などなど、銀座や丸の内、表参道を歩けばあちこちで、いろいろなショコラ(チョコレート)を楽しめます。本書では、それらのブランドについて、多くのページを割いて徹底ガイドします。中南米からヨーロッパに渡り、様々な形で楽しまれるようになった「神様の食べ物」のすべて。ショコラ用語やマリアージュなど、知って得する知識も盛りだくさん。お気に入りのショコラや食べ方を見つけるのに役立つ、ヴァレンタイン前に是非とも読んでおきたい1冊。