猟犬や闘犬、番犬として、昔から人と強いつながりを持っていた「犬」。最近では、室内で生活する犬も多く、人々の意識は「飼う」から「家族として一緒に暮らす」へと変化しています。とはいえ、言葉を持たない彼らと共同生活するうえで、「飼い主」として知っておくべきことがあります。本書は、犬の行動学に基づいた科学的かつ人道的なトレーニングスタイルで信頼を得ている、人気しつけインストラクターによる「犬のトリセツ(取扱説明書)」です。「日本の犬事情」「家族になる犬との相性を知る」「一緒に暮らすための犬語を知る」「犬にルールを教える」「犬の体を理解する」――という5章で構成。ドッグサインの意味、誤解されやすい犬語、留守番やトイレのしつけ、ほめ方・叱り方、食事とごほうび、病気や老後のことなど、家庭犬に関する基礎知識から気になる最新情報までを、自身も4頭の犬と同居する著者がやさしく解説します。愛犬家必読の1冊!