今月号の総力特集は、「米中激突、日本の決断」である。9月にアメリカによる2,000億ドル相当の対中追加関税が決定するなど、ますます激しさを増す「米中貿易戦争」。日本にとっても、いうまでもなく「対岸の火事」ではない。9月26日に実施された日米首脳会談に続き、10月下旬には安倍晋三首相の訪中が予定されている。経済から安全保障、ロシアを交えた「AI大戦」など、広範にわたるテーマから「米中激突時代」の日本の針路を探る。巻頭インタビューにはメディアアーティスト・落合陽一氏が登場。中小企業は「高速企業」と呼称を改めるべきと語るが、その真意は。特集は「災害から生き延びる」。9月の北海道胆振東部地震、立て続けに列島を襲う大型台風など、相次ぐ自然災害に悩まされているいまこそ読んでいただきたい。