著者は、二十年間勤務した日本経済新聞社を中途退社した後、三十年間、講演・執筆を業とする社会教育家として独立の人生を歩んでいる。日経時代に2000冊を超える本を読み、その読書を通して成功の秘訣は楽観主義であることを悟り、しだいにものごとに対して前向きに考えるようになったという。本書は、そうした著者の楽観主義をベースに、多くの悩みを乗り越えてきた自身の実体験や、三十年間に見聞きしてきた成功者の楽観的な生き方をつづったものである。長い間、ロングセラーになっていたものであるが、初版から二十年を経て、この度、内容を全面改訂し、新しい本として再び世に出ることになった。仕事の悩み、人間関係の悩み、人生の悩み、どうすればさまざまな悩みを克服することができるのかがわかり、やる気と元気が出てくる本。講演回数6500回を超える著者の名著・リニューアル版を電子化。