今月号の総力特集は「大丈夫か、安倍三選」である。自民党・安倍総裁の三選は確実というのが大方の見方だが、それは日本の盤石を意味するものではない。日本人拉致の解決や霞が関特権と大企業病の撲滅など、課題は有り余るほどある。政治もメディアも、自らの課題を克服して進まなければならない。石原慎太郎・小川榮太郎・篠田英朗・福島香織・中西輝政・渡辺惣樹の6氏が見る政権の課題とは。さらに今年3月まで5年間、アベノミクスの最前線に立った岩田規久男・日銀前副総裁のインタビューを掲載。人手不足や消費・物価の最新動向を踏まえ、いま最もやってはいけない消費増税に待ったを掛ける。特集は「長寿社会の孤独と幸せ」。中高年に不可欠なお金や情報、健康から死生観にまで踏み込んだ内容で、自信をもってお勧めしたい。