あらすじ思春期は、過去における育て方の総決算です。自発性とも独立心ともいわれている人格の柱が順調に育っていれば、いろいろな悩みをもったり葛藤を経験しても、それを自分の力で解決し、乗り越えていき、それが自信に結びつきます。自発性の発達のために、子どもに「自由」を与え、子どもに「まかせる」という親の態度が大切だと著者は説きます。本書では、児童学の第一人者である著者が、思春期の子どもと上手につきあい、よりよい親子関係を築いていけるようやさしくアドバイスします。