考える力、それは、子どもにとって一生の財産となる力です。考える力があれば、勉強はもちろんのこと、友だちづきあいだってうまくいきます。思わぬトラブルにあっても、それを解決し、乗り越えていくことができます。考える力、それは、人生を乗り切る強さを与え、子どもを幸せにする力なのです。では、いったいどうすれば子どもに「考える力」を身につけさせることができるのか。本書では「考えられる子どもを育てる『親の態度』」「子どもに考えさせる会話術」「『考える力』を育む生活習慣」「こんなときは考えさせどき」「考えられる子どもが育つ家づくり」の5つの観点から、子どもに考える力を身につけさせるヒントを紹介します。日常生活の中で、子どもとの接し方をちょっと変えるだけで、子どもの考える力はみるみる伸びていくのです。