あらすじ血圧が高い人は、医師からその原因の一つである「塩分」を減らすよう、必ず減塩料理を進められますが、「減塩料理」=「味気なくておいしくない」というイメージからも、実際にはなかなか減塩を実践するのは難しいのではないでしょうか。本書は、その問題を解決すべく、減塩でもこんなにおいしい料理が簡単にできる、ということを証明する一冊です。レシピは、一流ホテルシェフと大学病院の管理栄養士が経験と知恵を集めて作ったものなので、おいしくてしかもヘルシー(500Kcal以下)なものばかり。また、最初から塩分を1gにすると、どうしても味気なく感じることから、本書では物足りなさを感じず無理なく減塩できるよう、塩分3g→2g→1gと段階的に減らしてゆけるメニューを紹介しているのが大きな特徴です。血圧が高めですよ、と言われたら、ぜひこのレシピで減塩食を始めてください。これまで、減塩に失敗してきた人にお勧めの一冊です。