本書は、インドネシアのバリ島に現在、実在する日本人大富豪「兄貴」丸尾 孝俊のほぼ実話の物語である。
主人公もまた実在、奈良県の国立理系大学に通う大学院生「クロイワ」だ。
クロイワは、昨年、今流行りの大学発ベンチャーを設立したものの、
あっという間に大赤字、苦境に立たされることになった。
敗北の日々の中、ヤケクソで遊びに行ったバリ島で、
クロイワは兄貴と運命の出会いを果たすことになる。
兄貴は中卒。大阪出身。元暴走族1800人のリーダー。
そして資産数千億。一方、クロイワは大学院の博士課程に在籍中。
大阪出身。ベンチャー企業の社長。そして年商29万円。
「なぜなんだー!」と思ったクロイワは兄貴に「商売道」を教えてもらうため、
バリ島で1ヶ月間弟子入りすることになった。
バリ島に渡って15年、いかに巨万の財を築いたのか。
兄貴の秘密に徹底肉薄!ナニワ金持ち道・バリ島日記、ここに登場!