南国のリゾート地、バリ島。そこに気さくな大富豪が住んでいる。
兄貴と呼ばれ親しまれるその大富豪は、なんと日本人。丸尾 孝俊。
兄貴は、自宅を20軒、会社を24社持ち、7万6千坪の土地を所有する大地主。一方、ぼくは、奈良にある理系大学に通う博士課程の大学院生。
昨年会社を作ったら、なんと年商29万。新卒サラリーマンの月収にも満たない状況へと追い込まれる。ひょんなことから、兄貴と知り合ったぼくは、「金儲け道」を学びに弟子入りすることとなった。その後、日本に戻ったぼくは、日本で兄貴の教えを実践に移す。ところが、成功しない。
そこで、ぼくは再びバリ島に飛んだ。ついに、ぼくの状況も好転しはじめたのだ!