あらすじ“北浜疑獄”による岩下清周の失脚でボスを失ったにも拘らず、小林一三はふりかかる難題をはね返し、経営者としての本領を発揮していく。東京電燈の再建、ターミナルデパート・阪急百貨店の開業などは、一三独自の発想と行動力の賜物といっても過言ではない。本巻では、財界の頂点をきわめていく小林一三の姿を描く。『鬼才縦横』ここに完結!