既刊(1-9巻)

京都祇園もも吉庵のあまから帖5

出版社:
-
664
京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性とその介護士のかみ合わない会話を聞いて、二人の真の関係に気づき・・・・・・。亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡。――甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもりを与える京情緒溢れる連作短編集。文庫オリジナル。好評第五巻。
664
京都祇園もも吉庵のあまから帖5

京都祇園もも吉庵のあまから帖5

664

京都祗園もも吉庵のあまから帖の他の巻を読む

通知管理

通知管理を見る

京都祗園もも吉庵のあまから帖の作品情報

あらすじ

京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性とその介護士のかみ合わない会話を聞いて、二人の真の関係に気づき・・・・・・。亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡。――甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもりを与える京情緒溢れる連作短編集。文庫オリジナル。好評第五巻。

京都祗園もも吉庵のあまから帖のレビュー

まだレビューはありません。