あらすじ●薬剤より「人薬」が効果的! 「世話をする」ことが「関わる」ことではありません! 本人がまだできることでも、忙しさのあまり、「危ないからやめて」「汚いからかして」「どうせできないんだから」「着せてあげる」「ぜんぶ、私がやるから!」と、ついイライラ、険しい言葉を浴びせて、代わりにやってしまっていませんか。これでは、なにかしようとするとまた叱られると、本人は落ち込むばかりです。よかれと思ってしていることが、意志や意欲を奪うこともあります。本人もケアする側も幸せでいるために、まずは、関わる“とき”と“方法”を見直してみましょう。よい接し方が本人を幸福にし、進行を緩やかにします。科学的根拠があって進行抑制効果が認められている23の“関わり”ポイントを通して、楽しく積極的に認知機能をキープしていく方法。