私たちが何かをするとき、「何をするか」「どうするか」を決めなければなりません。あるいは、いろいろなものの中から、「どれを選ぶか」を決めなければなりません。「何をするか」「どうするか」、あるいは「どれを選ぶか」は、すべて「何かを決める」ということです。決めるには、良い決め方もあれば、悪い決め方もあります。悪い決め方で争いが起こらないよう、社会にはどのような決め方があり、どんなときに、どのような決め方を使うとよいのか、本書はそれをビジュアルにやさしく解説しています。具体的な内容は以下のとおりです。【目次より】〈パート1 なるほど! 決め方ってとっても大切〉多数決による決め方/決めるにはルールが必要 〈パート2 そうなんだ! いろいろある決め方〉(1)くじ/(2)選挙/(3)勝負/(4)試験/(5)裁判/(6)審査 〈パート3 おもしろい! 実際に使われている決め方〉宝くじ、ドラフト会議、ノーベル賞、オリンピック競技 ほか。