あらすじ西洋文明一辺倒の時代の最中、“日本的キリスト教”の可能性を生涯にわたり追い求めた内村鑑三――。成功と失意、試煉と名声に彩られた波瀾の一生を、従来の鑑三論を超えた独自の視点で描き上げた。 【目次より】●第一章 文明としての英語 ●第二章 内地留学と米国留学 ●第三章 流浪と思索の日々 ●第四章 ペン一本の預言者 ●第五章 試練と名声のなかで ●第六章 日本の天職 ●第七章 老いと迷いの残像