今月号の総力特集は、「経済大破局に備えよ」である。2018年末の「クリスマス暴落」に始まり、急落・急騰を繰り返した年末年始の株式市場。米中貿易戦争も、現在は「小休止中」とはいえ、予断を許さない状況が続いている。新自由主義経済の限界が囁かれるいま、わが国が進むべき道とは。佐伯啓思氏は「グローバリズムを疑え」と説き、新著『お金の流れで読む 日本と世界の未来』がベストセラーとなっているジム・ロジャーズ氏は「日本人の強みを思い出せ。再生の余地は十分にある」と喝破する。特集は「亡国の韓国海軍」。元徴用工問題、レーダー照射問題が世の中を騒がせるなか、1月号特集「賢者の韓国論」に引き続き、冷静かつ発展的な日韓関係を考える。特別インタビューには、藤原正彦氏が登場。日本は「普通の国になってはいけない」と語る。その真意とは。