既刊(1-2巻)

男の論語(下)

作者:
出版社:
-
545
「学問の聖人または神様」と称されている古代中国の思想家、孔子。しかし、つぶさに『論語』を読んでみれば、「神格化された存在」と考えるべきではないことがわかる。弟子の問い掛けに答えを詰まらせたり、逃げたり、弟子の才能に対し侮ったり、または嫉妬心を抱いたりもしている。はなはだ人間的な側面を見せているのだ。その「人間」孔子が、上に立つ者とは何か、部下とは何か、働くことの意味とは何か、などをテーマに弟子との対話を繰り返して考え抜いたやりとりを収めた『論語』。そのなかに秘められた時代を超えてなおみずみずしい実用性は、現代日本に生きる我々も共感でき、学びうる点があるのではないか。本書は孔子の人間的側面を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に活かす実用的な知恵を見出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十尭曰篇」まで読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する、永く座右の友としたい一冊。
545
男の論語(下)

男の論語(下)

545

男の論語の他の巻を読む

既刊2巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

男の論語の作品情報

あらすじ

「学問の聖人または神様」と称されている古代中国の思想家、孔子。しかし、つぶさに『論語』を読んでみれば、「神格化された存在」と考えるべきではないことがわかる。弟子の問い掛けに答えを詰まらせたり、逃げたり、弟子の才能に対し侮ったり、または嫉妬心を抱いたりもしている。はなはだ人間的な側面を見せているのだ。その「人間」孔子が、上に立つ者とは何か、部下とは何か、働くことの意味とは何か、などをテーマに弟子との対話を繰り返して考え抜いたやりとりを収めた『論語』。そのなかに秘められた時代を超えてなおみずみずしい実用性は、現代日本に生きる我々も共感でき、学びうる点があるのではないか。本書は孔子の人間的側面を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に活かす実用的な知恵を見出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十尭曰篇」まで読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する、永く座右の友としたい一冊。

男の論語のレビュー

まだレビューはありません。