勝っても負けても、カープが好き。続けることが、負けないことだ!25年振りのセ・リーグ優勝を果たした広島カープ。経営資源が限られる中で若手を育てつつ、ファンを拡大し復活を遂げた。松田元・広島東洋カープオーナーをはじめとする関係者への徹底取材を通し、その歴史や戦略を振り返りながら、「勝っても負けても愛される」市民球団・広島カープの強さのヒミツに迫る。第1章 カープの経営はこう変わった ~テレビ重視からファン重視へ~<ロングインタビュー> 松田元・広島東洋カープオーナー「どんなに逆風と言われても、絶対勝つ道があるといつも信じていた」地元経済効果は340億円、観光客増でお好み焼きが売れる広島カープの歴史から見る、愛される理由 ほか第2章 ヒット連発!カープグッズのつくり方なぜ、グッズをつくるのか?勝った翌日に記念Tシャツを売りたくて、自社工場を作りましたインタビュー:松田一宏・オーナー代行 ほか第3章 新球場の主役は選手ではなくお客さんモデルはアメリカの3Aの球場、3世代が楽しめる球場に「また来たくなる」たくさんの仕掛けと工夫インタビュー:仙田満・建築家(マツダスタジアム設計者) ほか第4章 選手がファンと育つチームに「(日本シリーズに)負けてよかった」と言うファンの真意ファンと選手が一緒に育つ「原石育成」感江夏、津田そして黒田、新井・・・カープの男気たちインタビュー:古葉竹識・元広島東洋カープ監督 ほか第5章 チームを支えるスカウトの力「スカウトの選球眼」スポーツジャーナリスト・安倍昌彦インタビュー:北別府学・元広島東洋カープ選手 ほか