あらすじ日本を千年恨み続けると宣言し、歴史認識を理由に首脳会談を拒む――。朴槿恵政権が異様とも言える「反日」の姿勢を示すのはなぜなのか。韓国国民の人気を得るために「反日」を煽っているだけではない。「反日」は、軍事同盟を結ぶ米国から、アジアの盟主として台頭する中国に急傾斜する「離米従中」の煙幕でもある。米日韓3国軍事協力を迫る米国に対し「反日」カードを使って言い逃れているのだ。日韓関係だけを見ていては読み解けない「現在進行形の北東アジア」を描く。日経ビジネスオンラインのコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。必読のシリーズ第2弾。