「希少糖で世界の肥満をなくすんだ!」食べても太りにくい機能性を備えた、香川発の「希少糖」。20兆円と言われる世界の糖類市場を激変させる可能性を秘め、食品・飲料業界の注目を集める「夢の甘味料」だ。本書では、希少糖研究の第一人者・香川大学の何森健特命教授をはじめ、希少糖プロジェクトを支える香川県庁、国内外のビジネス展開を進める松谷化学工業にスポットを当てる。10年以上に渡る地方発「産学官プロジェクト」は、いかに成功への道筋を歩んだのか、そして世界の肥満問題にどう立ち向かうのか――。産学官の担い手たちが悪戦苦闘してきた、熱い開発ストーリーを追う。希少糖含有シロップの健康作用から、期待されるトクホ商品化への道筋、さらに医薬品としても実用化を目指す次世代の「D-アロース」まで、この1冊だけで希少糖のすべてがわかる!メタボ男性のみならず、食品・飲料業界に関わるすべてのビジネスパーソンに役立つ1冊。