銀座の一等地にありながら、ウイスキーを1杯70円で販売する「原価BAR」。 これほど安価な価格設定が可能なのは、飲食店には珍しい入場料制を導入し、インターネットを駆使して効率的に店舗を運営しているからです。 「原価BAR」の共同創業者の著者が、ドリンクとフードを仕入れ価格で売る業態を発想した経緯から店を経営を軌道に載せるまでの舞台裏をつぶさに語ります。 FacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用してクチコミを増やしたり、店内イベントの情報をプレスリリースで配信して予約客を増やしたり、成果報酬型の求人サイトを利用したりして、著者はコストをそれほど掛けずに、店舗を運営することに力を入れてきました。 こうした実践で得たノウハウを分かりやすく解説するとともに、実際のコストと達成した成果を公開しました。 本書を読めば、店舗運営の課題を解決するためのヒントがきっと見つかるはずです。