「いきなりデザインから考えても、売れるメニューブックにはなりません」――。本書の著者で、年間300件を超えるメニューブックを手掛ける2人の敏腕コンサルタントは「メニューブック作り」の誤解をこう指摘します。まず、どんな利用動機を持つ、どんなお客様にどんな料理を提供するかという店のコンセプトをしっかり固め、それに合わせたストーリーを表現できているのが優れたメニューブックであると著者は語ります。 本書では、こうしたメニューブックづくりの根本から、お客様の目を引きつけるデザインのコツ、写真の撮り方といった具体的なポイントまで、著者が長年蓄積してきたノウハウを余すところなく明かしています。 2人がこれまでに手掛けた全国各地のメニューブックをカラー図版で掲載し、その実例を基に「売れまくる店になるポイント」を分かりやすく解説しています。ラーメン店からバル、和食店まで事例も豊富。手書きメニューのコツまで紹介していますので、拾い読みするだけでも、あなたの店のメニューブックをパワーアップできるヒントが必ずあります。売り上げを伸ばしたい飲食店オーナーはもちろん、飲食店を始める方にも必読の1冊です。