あらすじ※本書は、日経コンピュータ誌の特集記事「そこにベンチャーあり」(2014年5月1日号)を スマートフォンでも読みやすく再構成した電子書籍です。 専門記者によるレポートが手ごろな価格で手に入ります。記者は、大企業の新たな戦略に注目しています。それはベンチャー企業との提携です。大企業はこれまで自前主義を採ることが多かったのですが、自前主義では変化のスピードに追い付けなくなっていると気付き、新たな成長分野ではITベンチャーと組むケースが増えていると言います。例えば、クレディーセゾンはコイニーやカンムと、ベネッセはクイッパーやマナボと、Z会はベストティーチャーと組んでいます。その詳細が、本書の読みどころです。「連携の肝はインタフェースだ」と、記者は主張しています。具体的には、大企業とベンチャーをつなぐ人や組織のことです。どうすればうまくいくのでしょうか。読者がそのヒントをつかめるように、新ビジネスや新分野を開拓している先進事例を紹介しています。大企業やベンチャー企業だけでなく、中堅・中小企業の社員にも、ぜひ読んでほしい1冊です。