診断精度を飛躍的に向上させる問診テキストのロングセラー内容を大幅拡充・全面改訂した第2版患者の訴えを聞き、病歴を聴取して、コミュニケーション技術だけでどこまで診断に貢献できるかを論理的に説明し、発熱、咳、腹痛など、ある症状を訴える患者からどんな情報を聞き出せばよいのか、筋道を立てて質問を選ぶ方法を解説します。第2版は第1版を大幅に拡充、改訂。各章の理解度を確認するためのQ&Aも新たに収録しました。◎特定の症状を訴える患者について、最も確率の高い疾患は何か?◎逆に頻度が低い珍しい疾患だが重大な結果につながるので 見逃してはいけない疾患は何か?◎合理的に診断するために、どんな質問で絞り込んでいけばよいのか?などについてわかりやすく解説します。医師をはじめとする医療関係者、特に研修医などの若手医師や訪問看護師には必須の内容を収録。従来の若手医師向けの教科書では、簡単な原則の解説のみで具体的記述がないまま、次の視診・聴診・触診などの診察技術の解説に移っていた部分について、約700ページもの解説を加えた画期的な書籍です。診断学の教科書として、高い評価をいただいています。原著:THE PATIENT HISTORYAn Evidence-Based Approach to Differential Diagnosis 2nd edition