※本書は試読版です。「日経情報コミュニケーション」専門記者の企業ネット・通信業界レポート(8)本書の平均読了時間約22分(13,400字) 日本で公衆Wi-Fi(無線LAN)サービスの整備が活気づいている。オリンピックが東京で開催される2020年に向けて官民の投資は拡大し、一般企業や地方自治体も次々とサービス提供に乗り出した。この状況を歓迎するのは、Wi-Fi設備を狙うサイバー犯罪者も同じかもしれない。実害は不明だが、攻撃に屈したWi-Fiサービスの存在も報告されている。整備に関わる企業や団体が増えた今こそ、攻撃を想定したサービス作りにも目を向けるべきだ。利用者が集う「ITのオアシス」をどう守るか。先行者の経験から、強固なWi-Fiを築くノウハウを紹介する。※本書は日経コミュニケーション2015年3月号の特集記事「ストロングWi-Fi」をスマホ向けに再構成したものです。【目次】[プロローグ]Wi-Fiは利用者を守れるか サービスを強固にする3つのポイント[サイバー攻撃に耐える]通信事業者のノウハウを活用 監視の強化も必要に[通信の秘匿性を高める]EAP認証が最善解 アプリやVPNも活用[利用者の追跡を可能にする]使い勝手とどう折り合いをつけるか サービスの横連携が鍵