「日経情報コミュニケーション」専門記者の企業ネット・通信業界レポート(10)本書の平均読了時間約28分(17,000字) 長らく期待されながら、低空飛行を続けていたMVNO(仮想移動体通信事業者)が「格安SIM」「格安スマホ」でブレークしつつある。硬直化した携帯電話各社の料金プランの隙を突き、新市場を切り開いた形だ。 一方、携帯電話各社も料金プランの見直しに乗り出し、市場のニーズに応えようとしている。 MVNOが担うべき真の付加価値とは何か。“格安”の次を見据えた、MVNOの新たな挑戦が始まる。※本書は日経コミュニケーション2014年5月号の特集記事「ケータイ料金を破壊する格安SIM」をスマホ向けに再構成したものです。【目次】[プロローグ]「月900円」が起爆剤 携帯料金に新風巻き起こす[MVNOの仕組みを知る]帯域幅課金が格安SIMの鍵 ポリシー制御で付加価値も[制度の動向を知る]レイヤー2接続はほぼ当たり前に さらなる設備開放で競争を促進