あらすじ“とにかく薬剤師が欲しい。…岩淵は、思わず病院の外に並んでいたテレビの中継車の窓をたたき、「薬剤師が足りないと報道してくれ」と叫んで回った。全国放送のアナウンサーが「現地では、おむつと……、薬剤師が足りないそうです」と伝えた。”(第1章「ドキュメント石巻」より)震災直後から被災地に留まり医療支援を続けた薬剤師と、遠隔地から手弁当で支援に駆けつけたボランティア薬剤師。医薬品供給が医療提供の重要な位置を占めた今震災では、彼ら薬剤師が果たした役割は大きい。被災地で活動した薬剤師と、その活躍ぶりを間近に見た医師・看護師など、20余人の医療者に独自インタビュー。現地で撮影した数々の写真とともに、被災から約1カ月間の薬剤師の奮闘ぶりをまとめました。