あらすじ身体を見つめてきた解剖学者と世界を駆けまわる建築家が、現代日本の大問題、「死に方」について考える。中高年男性の自殺率が世界でもトップレベルになった日本。「死」が徹底的に排除された都市に住み、「死」について考えなくなった私たちは、どのように「死」と向き合い、「その日」を迎えればいいのだろうか?解剖学者と建築家という異色のコンビが、鴨長明の『方丈記』や、東京の歌舞伎座、そして同じ学校で受けたキリスト教式の教育などをヒントに、ときにユーモアを交えながら、縦横無尽に語り合う。