あらすじ岡山のバイオ企業、林原は長らく同族経営の手本とされてきました。元社長の著者は、日本経済新聞の「私の履歴書」に当時の史上最年少で登場。そんな名門企業がなぜ倒産しなければならなかったのか。父、林原一郎との対立、末弟との絶対的上下関係、早世したもう一人の弟との約束。林原家に深く埋め込まれた、破綻に向かう必然のストーリーを、著者が初めて明らかにします。