あらすじIQ(知能指数)や知能テストは、わが国では半ばタブーであり、半ば過大評価されている。触らぬ神にタタリなしで、知能の真面目な研究者は皆無に近い。一方、世界では知能研究はどんな状況にあるのだろうか?今「頭の良さ」はどう捉えられているのか、知能は何種類あると考えられているのか、世界的な知能指数上昇(フリン効果)が報告されているがその意味は?遺伝と知能の研究の最前線は?頭がいいと仕事ができるのか?そして、男女差、人種差は?――興味の尽きないトピックが満載。