人類史上初!人口減時代迫る忍び寄る停滞とデフレ、不安定な年金制度、移民なき時代の到来・・・危機にあらがう各国の戦略とは?・「豊かになる前に進む高齢化」苦しむ中進国・新たな時代の「移民政策」に揺れる 欧州の懊悩・「おひとりさま」が標準に 孤独との共生・「縮む中国」 衰退が招く安全保障上の危機・出生率を上昇させたドイツの「両親手当」・「多様さ」認め、寛容な社会目指すデンマーク・人口より「生産性優先」のシンガポールこれまで人口増を頼りに成長を続けてきた世界。いまも進みつつある人口の減少は、社会に大きなひずみをもたらした。一方で、独自の視点から問題に立ち向かう政策が功を奏した国も――日本の進むべき道はどこにあるのか。いまある危機を直視し、未来を共に考える日経新聞一面連載を加筆のうえ書籍化。1章 成長神話の先に2章 新常識の足音3章 衰退が招く危機4章 下り坂にあらがう5章 わたしの選択6章 逆転の発想